山奥夫婦の日記

首里城跡の続きです。

前回は【奉神門】まででしたが、そこから先が”有料”で見る事が出来る【首里城の正殿】になります。

”朱色”と”白”、様々な装飾が目にも鮮やかな建物です。先の大戦で焼失してしまいましたが、【正殿】は平成４年１１月に再建されました。

正面から。


ちょっと斜めから。


棟飾りは”竜”です。


一通り”記念撮影”をした後は、”順路”に従って見学していきます。先ず【正殿】の向かって右側にある【番所】に入ります。

【番所】【南殿】は展示室となっており、琉球時代の漆器や絵図などを展示してあります。写真がないのは”撮影禁止”な為。普通はそうですね、こうした貴重な展示物が”撮影禁止”なのは。


暫く歩くと”撮影ＯＫ”となります。こちらは【鎖之間（おさすのま）】。


【書院】をぐるっと回る感じで見学します。こちらは【御書院（ごしょいん）】。


【書院】を出た所から【御庭（うなー）】を見ます。ここは当時様々な行事や祭事などが行われた場所です。


そして【正殿】内に”突入”。ここは１階にある【御差床（うさすか）】。琉球国王が出御する場所です。


これは床が透明になっていて、床下の構造を見る事が出来ますが、これが当時の構造物であるかどうかは分かりません。（多分説明書きがあったと思いますが、写真撮り忘れました・・・）


では２階に上がりましょう。


２階にも【御差床】があります。こちらは１階と比べて豪華絢爛。玉座の両側には金色の龍柱もあります。
”金剛力士像”と同じで、阿形，吽形です。これは”シーサー”も同様。

【御差床】の上には清朝（昔の中国の）の皇帝から送られた書を扁額（へんがく）にした物を飾ってあります。

この『中山世土（ちゅうざんせいど）』の意味は、「中山は代々、琉球王国の国である。」。


じゃ左隣の『永祚瀛壖（えいそえいぜん）』は、「海の向こうにある琉球を永く幸いに治めよ。」


右隣りは『輯瑞球陽（しゅうずいきゅうよう）』は、「琉球が幸せであることを祈っている。」

残念ながらこれらは復元されたものですが、当時はこの他に６枚。計９枚掛けられていたそうです。

続いて３階・・・は立ち入り禁止。当時は小屋裏部屋として窓から風を入れて換気をしていたそうです。


他にも玉冠や琉球国王印（共にレプリカ）が飾られています。

【正殿】の見学が終わり、建屋から出ると次は【北殿】になります。こちらの説明はまぁいいかな。

説明用の展示物，資料もありますが、主は”お土産物屋”。


でもハニーはこれに関する資料の写真を撮りまくってました。ＢＳで放送されている仲間由紀恵さん主演の琉球王朝を舞台としたドラマ『テンペスト』。

このドラマで登場する清国の宦官”徐丁垓”のＧＡＣＫＴさん・・・あの”舌”の長さに”痺れた”のはボクだけでは無いはずです（笑）。ＣＧなのか本物なのか・・・まぁ　【首里城】とは全く関係無い話しでですけどね。