山奥夫婦の日記

先日行った沖縄旅行の続きです。

レンタカーを借り、最初に向かったのは予約してある【夜の生き物探検ツアー】に参加する為、国頭村の【ＪＡＬプライベートリゾートオクマ】。

１９時３０分（集合２０分）からスタートなのですが、如何せん”土地勘がない”。事前に先方に那覇からの所要時間を聞いて、恐らく間に合うと判断していましたが、渋滞も見当がつかず果たして本当に間に合うか心配でした。

途中で夕食を取るものの時間が気になり、「早く食べろ！間に合わなくなる。」、と沖縄最初の食事を味わう事もなく、胃に流し込みました。

そのかいがあってか、到着は１９時と余裕をもってクリアです。

１９時だともう静岡では辺りが暗くなっている頃ですが、沖縄は丁度夕暮れ時。ヤシの木と夕日・・・いきなりの綺麗な景色に「沖縄（ってより南の島）に来たんだ。」と感激。


ツアーの事務所の前にはヤドカリを飼育していて、自由に見る事が出来ます。なかなか可愛らしい。


ツアー開始の１９時３０分頃になると日も落ち、また一味違う「いい雰囲気。」になります。


今回我が家が参加するのは【夜の生き物探検ツアー】ですが、他にも色々とツアー等があります。

同行した他の家族のひとつはどうやらリピーターらしく、昨年？（前回？）は違うツアーに参加し、今回はこれにした様な話しを、ツアー担当者としてました。リピートなんて羨ましい。我が家も是非来年（笑）

そうこうしている内にツアー開始。マイクロバスに乗り移動開始です。

現地に着くと全員に懐中電灯が渡され、ガイドさんの後に続きます。

ツアーの様子の写真ですが、辺りは真っ暗。懐中電灯の明かりしかない中、カメラのフラッシュを焚くのもどうかな（マナーに反すると判断。）と思い、やめました。

内容は昆虫や両生類は居ましたが、哺乳類，鳥類には遭遇出来ませんでした。実はツアー開始時にガイドさんから、「先日の台風で森が秋めいてしまい、生き物があまり居なくなった。」と聞かされていたのです。

その為、本来はガイドは１名らしいのですが、今回はガイド２名で１名が先行して生き物を探し、その後をもう一人のガイドさんと参加者が続くスタイルでした。

それでも静岡で見る事が出来ない（かな？）生き物を見る事が出来たし、遠くに生き物の鳴き声を聞きながら、懐中電灯の明かりと頼りに歩きまわるのは、ちょっとした探検の様でいい経験だったと思います。

マイクロバスに乗り込み、集合場所に向かう途中、突然バスが止まりました。

ガイドさんが何かを見せたかったようです。それがコレ↓。何だと思います？

これは【ドラゴンフルーツ】の花なのです。花は夜にしか咲かない為、植物園では見る事が出来ません。そう言う意味では貴重？なものを見せてもらったのかな？

マイクロバスから降り、解散。レンタカーのある駐車場へ歩いていきました。
すると先ほどのガイドさんが走ってくるではないですか！

「何か忘れたかな？」そう思ったのですが、忘れ物ではなく、

申し訳なさそうに「遠方から来て頂いたのに、大したものをお見せ出来なくてすませんでした。」、と本来なら売り物である”やんばる”の生き物のフィールドガイドブックを差し出してきました。

ビックリしました。生き物が少なかったのは、別にガイドさんたちの会社のせいではないのですが・・・

ありがたく頂いて、改めてお礼を言い、宿泊先のホテルに向かいました。

気持ちの問題ですが、こうした心遣いをして頂くと、「是非次も！」と思ってしまいます。

こりゃまたお金貯めて沖縄に来るしかないな。ねっ、ハニー（笑）