山奥夫婦の日記

こりゃヤバい。

ちょっと古いのですが、木曜日の朝刊にこんな記事が載ってました。

「自工会　工事休日は木、金　節電対策　７～９月、全国一斉」

見ての通り、夏の節電対策として自動車各社が７月～９月まで木金を休日にし、土日を操業日とするそうなのです。

もちろん自動車メーカーだけではなく、その部品メーカーも”右へ倣え”状態となります。

この件は新聞やＴＶのニュースでも放送されていましたが、気になって”言いだしっぺ”の自工会のＨＰを見たのですが、特にこれに関しての説明は載ってませんでした。

今日とある”集まり”があったのですが、その中でもこの件の話が上りました。

開催する側であるこちらの人間は、自動車関連の会社に勤める人間が多く、そうなれば日曜日の行事が多いこの”集まり”の、運営に支障が出ます。

更に参加する側も日曜日に仕事となれば、”出られない”人間も出てくる訳で、行事そのものの開催が危うくなります。

ちょうど７～９月なんで行事盛り沢山・・・本業ではないのに、有休とって参加する人なんていないでしょう。

もちろんボクも自動車関連会社に勤める人間。ボクもそんな事で貴重な有休なんて取りたくありません。

先週金曜日現在、特にこの件について会社側からのアナウンスはありません。ホントにやるのでしょうかね？

でも、節電対策とは言ってますが、中電管内では確かに浜岡原発は今回総理大臣の要請により停止しましたが、２年前の８月の暑い時期に起こった駿河沖地震でも浜岡原発は停止（１，２号機廃炉処理中，３号機定期点検，４，５号機運転中→自動停止）し、暫く停止状態だったと記憶しています。

そんな中でも当時は電力不足とか節電とは言ってなかったと思うのですが、ボクの記憶違いでしょうか？当時と今と浜岡のみ見た場合条件は同じなんですが、なぜ今回はそんな事言ってるんですかね？

もしかすると、「原発停めると電気が足りません、節電しなきゃなりません。やっぱり原発は必要です。」等と遠回しに言っているのかも。

もしそうだとすれば、やり方が汚い。電気を人質にして住民の生活，企業活動に影響を与えるなんて。

正直に本当の発電能力を公表してほしいものです。まっ会社は違えど、今の東電・福島の公表の仕方を見ていれば、それは期待出来ない話でしょうがね。