山奥夫婦の日記

昨日突然発表された朝青龍の引退のニュース。ビックリしましたね。

多分この件で、ブログをアップされた方もいらっしゃると思います。

「悔い無い。」と言いながらも、ニュースで見る限りは、引退は”本人の意”じゃなさそうですね。
今日辺りのニュースでは、理事会から引退を突き付けられていたようですし。

引退するなら、”燃え尽きて”と言う形が一番ですが、今回は仕方ないでしょう。
過去にも色々とトラブルを起こしてますし、”自業自得”なのかも知れません。

でも、本当に悪いのは朝青龍だけ？確かに本人にも非がありますが、親方、協会にも問題もあるんじゃないですかね。

過去を振り返っても、起こしたトラブルに対して、都度協会が『厳重注意』をしていた様ですが、本人に全く効いていなかった事になります。人間、一度”叱られ”れば「次はやるまい。」と思うもの。

それが出来ていなかったのは、”叱り方”（”怒る”じゃないですよ。）に問題があるんじゃないんですかね。単に口先だけで、物事の善悪をしっかり教えなかったのでは。

ましてや、”外国人”です。日本の文化もよく分からないハズです。それを分からせる様に”叱らなきゃ”いけなかったんでしょうね。

ボクが思うに、あの親方に問題があるようです。部下の管理が全くなってない、危機感なし・・・こんな人が上司だったら、たまりませんね。今回の一件で、上司にしたくない有名人の上位にランクされる・・・かも。

ボクは特に朝青龍のファンでも無いですが、もし、上司（親方）に恵まれ、起こした失敗にも、しっかりと”叱られ”ていたら、こうした引退劇にならなかったかも知れません。成績だけ見ると立派なものですし、年齢を考えると、更に結果が残せていたでしょう・・・勿体ない。

さて、朝青龍が引退して、相撲への興味が薄れた方もいらっしゃるのかな？
「横綱の品格がない。」とかなんだかんだ言われても、強さだけでなく、個性、そして人気もあった横綱。

はたして相撲に”ヒール”が必要かとどうかと問われれば、本来”不要”でしょうが、”ヒール”がいるから、盛り上がる場合もあります。

朝青龍の場合、土俵外でも”ヒール”を通してしまったのが、間違いの元だったのかな。あくまで”ヒール”は、土俵上だけの”芝居”でなくちゃ。