山奥夫婦の日記

なんて、ちょっとご無沙汰したブログでいきなりこのタイトルだと、「まさか！？」と思われた方もいらっしゃる・・・かな？

さて、”さようなら”とは我が家のオオクワガタ君の奥さん。つまりメスに対する言葉です。

普段は飼育箱を開けてエサを入れる時や、マットに水分を補給する際も、隠れているクワガタの状態（生存）を確認する事はありません。オオクワガタは臆病ですから、余計なストレスを与えない為に。

でも、今日はなぜかマット上の”木”を持ち上げてみたくなり、持ちあげてみると、
「あっ、死んでいる。」
一見して”生気”が感じれないメスの姿にそう思いました。そして、触ってみるとやっぱり動かない・・・

せっかく３回目の冬を越え、今年も”卵”を産んでくれると思っていたのに（多分まだ産んで無いと思います。）、残念です。

オスの方は幼虫から飼育してますが、実はメスの方は、”奥さん”として買ってきたものです。その為羽化して何年のクワガタか分かりませんでした。オオクワガタは羽化してから３～５年は生きると言われてます。もしかして、寿命だったのかな・・・

我が家で２年半位飼育し、昨年は初の卵を産み、２匹だけですが幼虫も生まれました。しっかり子孫を残す”仕事”をしてくれました。

そんなオオクワガタの為に小チルとお墓を作りました。

穴を掘ってその中に入れただけですが、小チルが花を取ってきてその上に、そして小さな石を墓石代わりに置いてくれました。

こうして生き物を”最後”まで面倒見る事で、生き物に対する尊びの心を育てて貰いたいと思います。